社内SEに転職するためには
社内SEとして求められるスキル、必要な技術を身に着けてアピールする必要があります。
もし、あなたが今は社内SEとして必要なスキルが無いとしても、
必要なことを理解し、どう対応するかをアピールことで印象は大きく変わります。
ホワイトな環境で働きたいと感じるSEは多く、社内SEへの転職は競争が激しいです。
社内SEに求められるスキル、経験を理解しておきましょう。
社内SEの目的が「業務改善」を主であることを意識する
社内SEに転職を目指すなら、多くのライバルの中から
自分の優位性を志望企業に示す必要があります。
社内SEの存在は『社内の業務改善を行う』ためであることを理解しましょう。
社内SEへの転職を成功させるために必要になる、
転職時にアピールすべきスキル1つずつ紹介します。
- 問題探知スキル
- 問題分析スキル
- 問題解決スキル
社内SEに必要なスキルは『問題を探知・収集するスキル』
社内SEは上から降りてくる問題を対応していくだけではなく、
会社として『社内の問題に今後なりうるのは何か』
『何をシステム化すれば全体の業務効率が上がるのか』を常に考える必要があります。
社内SEには
「社内の人間から日常的に不満や問題点を引き出すスキル」が必要になります。
アンテナを高く持ち、社内にどんな問題や悩みがあるのかを収集する必要があります。
社内SEへの転職を目指すなら、
今までの経験で自分自身で見つけた問題点を提起し、どのようシステム化して解決、
具体的な数値で成果を上げることができたかを表現できるようにしておきましょう。
具体的な体験談は、職務経歴書、面接でも良い印象を与えることができます。
社内SEに必要なスキルは『問題を分析するスキル』
問題にどうアプローチするかを考えるために
実際に業務に携わる社員が問題をどう捉えているのか、
起きている問題がどうなれば社員は喜び、
業務が改善されるかを分析するスキルが社内SEには求められます。
現状の社内の状況の何に誰が困っていて、どうなればよいかを的確に聞きだし
どう改善し、どんな効果が得られるかをIT分野に弱い人間にも解りやすく適切に伝えて、
社内SEはプロジェクトとして動き出す必要があります。
社内SEは、IT人材以外にも解りやすく説明し、得た情報を分析するスキルが必要です。
IT人材以外も巻き込んで仕事をすることも多い事から、
コミュニケーション力も求められます。
社内SEに必要なスキルは『問題を解決する道筋を決めるスキル』
社内SEは社内での様々な問題点を改善し、業務の効率化を行います。
問題を見つけ、分析しただけでは問題は解決しません。
社内SEは問題を解決するためにはどうすればよいか考えなければいけません。
問題に対してどうアクションすれば問題が解決するかを考え、実行計画を立てます。
社内SEに求められるのは問題を最後までコントロールし
問題を解消まで持っていくスキルです。
社内SEへの転職に役に立つ資格とは
社内SEになる際に、持っていればアピールすることで有利になる資格を紹介します。
無いと社内SEになれないというわけではなく、「取得に向けて勉強中」というだけでも
多少の効果は見込めます。
基本的にIPAの高度レベルに該当する資格はいずれも社内SEの転職活動に効果的です。
プロジェクトマネージャ・PMP
社内SEは上流工程の仕事がメインになることと、外部ベンダのコントロールが必要になります。社内報告の必要も出てくることから、進捗・工程を管理できる必要があります。
自社内でシステムを構築する場合でもマネジメント技術は必要になってくる資格です。
情報セキュリティマネジメント・情報処理安全確保支援士
企業内のセキュリティ向上や、社員の知識や意識向上が必要な時代に入っています。
情報セキュリティマネジメント(旧セキュリティスペやリスト)まではいかなくても
社内SEになるなら情報処理安全確保支援士の資格があると良いでしょう。
ITパスポート・基本情報は社内SEなら当然のレベルの資格
資格自体を取得していなくても知識としては最低限のレベルとして
ITパスポート、基本情報技術者試験レベルまでは理解しておきましょう。
転職活動においてはこれらはあまりアピールの道具にはなりません。
社内SEに必要なスキル・資格まとめ
- 問題探知スキル
- 問題分析スキル
- 問題解決スキル
- プロジェクトマネージャ・PMP保有者がいると企業は嬉しい
- セキュリティマネジメント保有者がいると、企業は嬉しい
- Iパス、基本情報レベルは最低限理解しておこう