過労死する前にシステムエンジニアは健康を優先しよう

システムエンジニアをしていて命の危険を感じることはありませんか。
若いうちはなんとかなるでしょう。

しかし、歳を取って今と同じ働き方を続けることができますか?
定年まで同じ状況に耐えられますか。

健康は、何より大切です。

健康について考えるのは早い方が良いです。

残業が多く健康がどうなろうと会社はSEを助けてくれない

はじめにしっかり理解してください。

会社はあなたが苦しんでいても、会社の利益にならないなら助けてはくれません。

エンジニアの残業が増えようが、健康リスクが膨らもうが
会社は社員を働かせて利益を出すことがなによりの目的です。

残念なことに会社の体質はそう簡単には変わりません。

もしSEが過労死しても、会社というのはなかなか変わることができません。

私はSEをしていて残業が続き睡眠時間がどんどん減っていた時には、
毎日頭痛や胸の痛み、精神も不安定な状況でした。

会社として月の時間外労働、年間時間外労働時間は決められています。

しかし、特別条項で限度時間を越えて労働時間を延長することも可能ですし
実際には記録されないサービス残業を多くしているエンジニアも多くいる実態です。

休憩時間ですら働いていることを考えると
記録される残業時間より多くの時間外労働があると考えていいでしょう。

SEの労働は過労死ラインを大きく超えている

過労死ラインと呼ばれる言葉があります。

過労死ラインの目安とは
  • 月間の時間外労働が100時間している
  • 2か月~6か月の間の月間労働時間が80時間を超過している

現役のシステムエンジニアならこれくらいの残業時間は
平気で超えた経験があるでしょう。

私もSE時代には月に200時間を超えたこともありますし
納期前などの忙しい時は80時間は当たり前のように超えています。

感覚がマヒしているだけで、いつ過労死してもおかしくないレベルです。

システムエンジニアはここまで働かないといけないのか

会社によっては効率よく仕事を進めて残業の無い会社もあります。

最初から無理のないスケジュールを組むことができれば残業もありません。

残業の少なく、健康的に生活しているシステムエンジニアは存在します。

 

過労死しないように状況を変えれるのは自分だけ

会社は助けてくれません。

では、状況を変えることができるのはあなたです。

自分で動き出さなければ何も状況は変わりません。
日々悪化する健康状態を見て、なんとかしたいと思いませんか。

残業時間が多いということは思っている以上に体に負担をかけます。

歳を取ってから気づいても遅いことが多いです。
少しでも早いうちに「このままでいいのか」考えましょう。

 

健康を意識して、会社への感情を捨てよう

残業が多く、健康を捨てて命を削ってまでの価値があなたの会社にありますか?

システムエンジニアを続けるにしても、今の会社に強いこだわりがありますか。

「自分がやらないといけない」とか「自分がいないと」と、強い責任感を持っても
死んだら何も意味が無いです。エンジニアでも、大切なのは健康です。

「どこも同じくらい残業する」とは考えず、他の会社の実態を知るのも大切です。

 

SEは過労死する前に健康を大切にしよう

命をなくしてしまっては、何の意味もありません。

忙しいと仕事以外の事を考える余裕が無いのは、私もよくわかります。

自分のため、家族のためにもシステムエンジニアだからしょうがないとは考えず
健康を重要視して、今の会社に居続けるべきか、考えてください。