システムエンジニアはコミュニケーション力が必要?コミュ症でもOK

SEに必要なコミュニケーションについて議論するエンジニアたちの図

システムエンジニアに必要なコミュニケーション能力を正しく理解しましょう。
きっとあなたの認識は間違っています。

エンジニアに必要なコミュニケーションは、「情報伝達」です。

「内向的な性格だから」「コミュニケーション能力が無いから」という理由で
システムエンジニアを敬遠しているなら、
気にする必要が無いということをお伝えしたいです。

システムエンジニアはコミュニケーション力が無いとなれないか

システムエンジニアに必要なコミュニケーション能力とは

「自分は内向的だし、コミュニケーション力が無いからSEになれない」
そう考えるのは間違いです

すぐに打ち解けたり、仲良くなったりすることもコミュ力に含みますが、
SEに必要なコミュニケーション力はそういったものではありません。

システムエンジニアは会話がうまくないとなれないなんてことはありません。
なぜならコミュニケーションは会話に限らないからです。

システムエンジニアに重要なコミュニケーション能力を正しく理解すれば
自分にもできる!と思えるかもしれません。

世間一般に言うコミュニケーション能力の必要性は
どちらかというとシステムエンジニアより営業や接客の方が必要になると言えます。

 

システムエンジニアに求められるコミュニケーション力は2つ

システムエンジニアに求められるコミュニケーション能力とは大きく2つです。

SEに必要なコミュニケーション力
  • 相手から要求や考えを引き出すコミュ力
  • 自分の理解やイメージを相手に伝えるコミュ力

いずれも、人と人との情報のやりとりの「うまさ」を指します。
あなたが思っていたコミュニケーション力とはきっと異なったのではないでしょうか?

システムエンジニアには情報を引き出すコミュ力が必要

システムエンジニアは顧客の要望や悩みを正しく理解し、
顧客が思っていることをシステムで実現することが求められます。

システムエンジニアに求められるコミュニケーション力の
「相手から引き出すコミュニケーション力」です。

システムエンジニアは資料ベースのやりとりや対面での打ち合わせで
お客さんから正しく情報を引出して内容や互いの認識に齟齬が無いように
しなけれなばなりません。

正しく聞きたいことが帰ってくるように一覧化したり、選択肢を事前に用意してあげたり情報を引き出すためのコミュニケーション力がシステムエンジニア必要です。

 

システムエンジニアには情報を伝達するコミュ力が必要

システムエンジニアは必要な情報を引き出すだけではなく、
お客さんが疑問に思ったことや不安にならないように、しっかりと理解させるために
情報を与えるのも大きな仕事です。

これがシステムエンジニアに必要なコミュニケーション力の2つめである
「伝達するコミュニケーション力」です。

自分だけが理解してシステムを作ればいいわけではなくて
お客さんに納得してもらい、後でもめないようにする必要があります。

システムの専門家ではないお客さんに対して、解りやすく噛み砕いて
客の悩みがシステムによって解決されることを伝える必要があります。

問題があると思われた時にはパワーポイントやエクセルの資料を用意して説明したり、
安心してもらう必要があります。

 

システムエンジニアはコミュ障でも問題なく転職できる

「自分はコミュ障だからSEに向いていない」なんて思う必要はありません。

システムエンジニアに必要なコミュニケーション能力は
面白い会話ができることでもなく、
人と他愛ないことを喋ればいいというわけではありません。

システムエンジニアに求められるコミュニケーション能力とは
毅然とした態度で情報を引出すことと、情報をしっかり伝えることです。

 

自信が無ければ資料を力を入れて作ったり、事前に練習すればいいだけです。
打ち解ける技術よりはしっかり論理的に順序立てて説明できることです。

直接会話で説明しなくたって、資料をしっかり作ることができれば
メールで資料を送ってもいいし、メールで質問して回答させるのも自由です。

システムエンジニアはプログラマーと頻繁にコミュニケーションを取ります。

システムエンジニアのコミュニケーションは直接的な会話だけではありません。
チャットやメールで済ませることだってあります。

システムエンジニアのコミュニケーションで大切なのは、伝達することです。

 

コミュ障でも内向的な性格でも、システムエンジニアになれる

コミュ障でも内向的でもシステムエンジニアになれる

コミュニケーションの方法は様々です。

システムエンジニアに必要なコミュニケーション能力とは
「情報を引出すこと」と「情報を伝えること」です。

「コミュ症だからシステムエンジニアになれない」と判断する必要はありません。

 

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