新卒でSEになった時や、中途採用で別業種から転職してSEになった時に
SEの仕事に「ついていけない」と感じる人は多くいます。
「ついていけない」と感じる原因は人それぞれです。
どう向き合うべきか、考えてみましょう。
- 過酷すぎるSEの労働環境についていけない
- 文系出身のため理系にスタートダッシュから負けている
- プログラミング言語が理解できない
- 職場の同僚からのプレッシャーが苦しい
SEの仕事についていけない、辛いのはなぜか
まず、SEの仕事になぜ、どうして「ついていけないか」を考えてみましょう。
ついていけない原因を見つけることで、どう対応していくべきかが決まります。
SEに必要な技術力が無い状態のため、ついていけないなら
SEとして仕事をこなすのに必要な技術(スキル)が無いまま、
仕事を振られている可能性があります。
この場合、SEとしての仕事には当然「ついていけない」でしょう。
特に文系出身や、異業種から転職しSEになった場合、
誰も教えてくれなければ何も解らないし、怒られるし辛い思いをするでしょう。
「周りのレベルが高すぎる」と感じて戸惑うこともあるでしょう。
この場合、仕事ができないのはあなたにだけ原因があるわけではありません。
職場環境自体に「ついていけない」と感じる原因があります。
SEを育てる環境が整っていない職場だからついていけない
仕事は振るけど素人には無理難題ばかり。
上司も仕事を教える気はなく、助けてくれる余裕のある人がいない職場に
あなたはいる可能性があります。
そりゃついていけませんし、仕事ができるようになるわけありません。
仕事が進まず、どうすればいいかわからず悩んでも 誰も助けてくれない、
何もできないまま時間だけが過ぎる苦しい日々を過ごしていませんか。
あなたが「ついていけない」と感じるのは当たり前でしょう。
あなたがその職場でSEを続けることが本当に正しいのかどうかを考えてみましょう。
これから先、誰も助けてくれず、成長できないまま年を重ねて、
その職場にこだわることに希望はあるでしょうか。
あなたを助けない会社は、
未来であなたを助けることはありません。
甘い希望は捨ててください。人生を潰されます。
残業や休日出勤が多すぎてSEにはついていけない
SEの仕事に「ついていけない」と感じる理由として、
働く時間、残業時間が想定した以上に多すぎるということがあるでしょう。
残業は毎日終電まで、休みは週に1日だけ。
残業代が出ない会社は今でも数多くあります。
感覚がマヒしているだけで、まともな会社ではありません。
もっとまともな会社を探して転職することをおすすめします。
だらだら、環境の悪い会社に居続けても、環境が良くなることはまずありません。
SEの仕事についていけないのは何が問題なのか
【答え】自分が今の職場に適していないから
「SEの仕事についていけない」と感じた時、
『SEの仕事自体のせい』なのか、『職場環境』についていけないのか
SEとして仕事ができない理由をよく考えてみましょう。
SEの仕事についていけないとき、どう対応すればいいのか
SEの仕事についていけないなら社内での配置換えを希望する
もし大きな会社に勤めているなら
思い切って部署替えを依頼することも必要です。
他に自分にできる仕事を上司に相談してみましょう。
SEの技術についていけないなら、スキルをつける
SEの仕事についていけないのは、技術力が無いことも原因です。
精神的にも優位に立つには、技術を身に付けることです。
文系出身でSEになった場合、その会社に居続けたいと思える会社なら
他の人よりも努力をする必要があります。
業務知識や、コーディングの理解力、マネジメントのスキル等、学ぶことは尽きません。
ついていけない、悔しい思いをしたなら
技術力を身に付けて見返してやりましょう。
他者にも「こいつは力がある」と思わせることで、
あなたはもっと仕事がしやすくなるでしょう。
仕事ができるようになり、ついていけるようになると
少しは仕事が楽しくなるかもしれません。
システムエンジニアの生活に適応する、慣れる
残業や休日出勤等の労働環境に関しては、
残念ながら働いていると体が慣れてきます。
ピーク時に稼働時間が多くなってしまうのはIT業界では
避けられないことも多いので、諦めるか、うまく仕事を回せるようになりましょう。
SEの仕事についていけないなら自分にあった職場に転職する
今の会社のSEにはついていけない、と感じたら
他の会社に目を向けてみましょう。
あなたに合った働き方のできる会社はきっとあります。
SEとして転職するなら早めに考え、若いキャリアを無駄な会社で過ごさないようにすることが重要です。
歳を重ねれば重ねるほど、SEとして転職することは難しくなり、
泥沼にはまります。